一般用医薬品(薬局などに陳列している医薬品:OTC医薬品と呼びます)の販売は、薬事法という法律によって規制されております。2009年4月、改正薬事法が施行され、これまで薬剤師・家庭配置薬業者などの認められた者のみが行っていた医薬品販売が、『登録販売者』の有資格者も、限られた範囲でその役割を担うことができるようになりました。

※写真はイメージです。
登録販売者の資格試験合格率は全国で40%というなかなか厳しい試験でありますが、弊社の研修を受けられた人の90%が見事合格を成し遂げています。
その実績の強さは数字を比べれば明らか。
その上たったの200円で研修に参加できます。
弊社の研修は、夜に行います。ですので、仕事があるから日中で講義の研修は受けられない。かといって独学で始めるには自信が無い…といった方でも受講していただけます。
登録販売者への道のり


薬剤師との違い
薬剤師との大きな違いは、
処方箋に基づく薬の調剤はできない
②副作用リスクが大きいとされる第1類医薬品の販売はできない
この2点のみです。現在、一般用医薬品のみを取り扱うチェーンドラッグストアや薬店等では、薬剤師不足による消費者への十分な情報提供などが成されていないことが問題になっています。新たな一般用医薬品販売の専門職として注目されている「登録販売者」は、国民の大きな期待が寄せられている有資格者なのです。

登録販売者資格の魅力とは?
これまで、ドラッグストア・薬店では薬剤師不在の場合、一般用医薬品の販売は禁止されていましたが、もう一つの医薬品販売資格者である「登録販売者」が在中することで、一般用医薬品の販売が可能になりました。
それによりドラッグストアだけでなく、スーパーやコンビニなどでも一般用医薬品を販売が可能となり、これからは医薬品を取扱い、販売する店舗が拡大し、登録販売者の有資格者はますます必要とされる時代になるでしょう。

登録販売者資格のメリットは?
■薬剤師不在時にも医薬品販売が可能(ただし第一類医薬品は除く)
■ドラッグストアや薬店、コンビニエンスストアなど様々な小売流通業への就職が有利
■国が発行する個人への資格なので、意欲のある方は独立開業も可能
■小売流通業において、責任者やマネージャー等の責任ある立場で仕事ができる可能性がある
■企業によっては資格手当がプラスされる場合もある
■専門家ということで消費者から信頼されるようになる

第一類医薬品 | 第二類医薬品 | 第三類医薬品 | |
---|---|---|---|
薬剤師 | ○ | ○ | ○ |
登録販売者 | × | ○ | ○ |
副作用・リスク | まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含む医薬品 | 一般医薬品としての使用経験が少ないなど、安全性上、特に注意を要する成分を含むもの | 日常生活に支障を来す程度ではないが、身体の変調・不調を生じる恐れのある成分を含むもの |
情報提供 | 書面を用いた説明義務 | 努力義務 | 不要(説明努力は行う) |
当てはまる製品例 | H2ブロッカー、毛髪用薬、鎮痛剤の一部など | 主な風邪薬、解熱鎮痛剤、胃腸薬、鎮咳剤など | ビタミン剤、主な整調薬、消化剤、生薬など |

ワキ製薬株式会社では、これまでにも薬剤師様向け研修会、登録販売者様向け研修会、医薬品販売業社様のスキルアップ講座の開講などを手掛け、医薬品業界に従事する方々の資質向上に長年努めてきた実績を持ちます。これまでに実施してきた、主な研修会・セミナーなどをご紹介します。

※写真はイメージです。
集合研修の実績
・薬局・薬店の従事者に対する集合研修
【使用教材】独自教材(小冊子・プリント)
【講 師】脇本 真之介・疋田 彰
【開催実績】年間5~10回程度開催(6~78名)
・配置薬業者の従事者に対する集合研修
【使用教材】独自教材(小冊子・プリント)
【講 師】脇本 真之介・疋田 彰
【開催実績】年間15~30回程度開催(~250名)